2012年12月13日木曜日

激闘!ファルス戦線!


残念ながら20時に一斉配信の緊急クエストには参加出来なかったものの、

23時代に局所地域のアナウンス。


「ファルスはちゃんとアナウンスが変わるから違うよ~」

といいログアウトして行ったシュルさんに騙されまさかのファルスww


そしていざ!シリーズ恒例のファルス戦線!!






YUKI
「ククク・・・ドリキャス依頼だなァ・・・ファルスよ!実はユニバースでは闘う前に引退していたのさ!!」(ぇ




どうやらファルス本体ではなく奴の生み出す量産型との勝負らしい。

とりあえずこの興奮を・・・ダイジェストでww



ファルス・アーム
「コンニチワア~~!」




で・・・でけぇΣ(゚д゚lll)!!



攻撃パターンもよく把握できぬままあらゆる方向からバッサバッサ殺される始末ww


どうやらHPは固有ではなく絞られている模様。手当たり次第ぶった斬ってOKww

部位破壊も5箇所確認。

常に本体を視野に入れておけば落石やレーザーでの即死は免れる模様!




相方がしんでもスルーww自分だけで精一杯だったwたまに蘇生したよねww
だって一撃なんだもん・゜・(ノД`)・゜・



YUKI
「お・・俺のマイルームがァァァ・・・ッ!!!」

緊張感ただよう壊滅的状況GOODヽ(´▽`)/



なんとか第一戦線クリア!

これで序章とか・・・ww本体来たらどうなっちゃうのww

続きは発令に合い次第更新!!     予定!!



では(´▽`)/

2012年12月4日火曜日

プソードアートオンライン



―第55層 遺跡エリア


PSOのゲーム内に閉じこめられてから二年近くが経っていた。

仮想空間での生活にも慣れて来た頃だった。

ここはソニチが経営するネットワークゲーム、プソードアートオンライン。

プレイヤーの意識を自身のアバターに閉じ込め、地獄のデスゲームが繰り広げられていた。


―ゲーム内での死は現実と直結する。

つまり、ここから脱出する方法はただ一つ。

―ゲームをクリアするまでは現実世界へ帰れない。


食料は主に回復アイテムのメイト系や強化剤のドリンクのみ。

収集クエストのモンスターの肉は食えた物では無かった。

年一度開催されるハロウィンイベントのケーキ屋を巡っては毎年大戦争が勃発する事態になっている。

そんな絶望的な世界にも、一つだけ希望の兆しがあった。

巨大ギルド
Blanc Noir―。

主人公YUKIは、巨大ギルドブランノワールの一員となり幹部クラスにまで上り詰めていた。

そして仲間を率いて力を合わせ、攻略戦線の前線に位置し、日々奮闘劇を繰り広げていた。





数ヶ月後―。


YUKI
「…ついに、ここまで来たか。」

ベス
「えぇ、ここのボスを討伐すれば遂にゲームクリアよ。」

YUKI
「…永かった…。
100万人のプレイヤーを解放する為に…俺達は負ける訳にはいかない…!!」

ベス
「そうね…。」


YUKI
「…所でリーダー。こんな場所に呼び出して、一体何の用です?」


ベス
「……。」


YUKI
「…?」

いつも煌びやかな笑みを浮かべていたベスの表情が一変した。

ベス
「フフッ…アハハハ…ッ!!!」

YUKI
「!?」

ベス
「まさか、あなた達がここまで来れるとは思ってなかったわ。」

YUKI
「リ…リーダー。
一体…何を…?」

ベス
「私は、この世界の創設者。あなた達と行動を共にし、ずっと監視して来たのよ。」

YUKI
「なッ…!?」


ベス
「フフッ…プロデューサーの坂胃は私の権限で追放したの。今この世界はすべて私の管理下…。」





YUKI
「一体…どうしてこんな事を!?人の命を何だと思ってるんだ!」

憤怒に理性が揺らいだYUKIは、とっさに武器を構えた。




ベス
「YUKI…あなたを抹殺すればこのギルドは総崩れ。…まだこの世界を終わらせる訳には行かないの。」

YUKI
「どういうつもりだ…!!俺たちの身体は、今どんな状態か分かってるのかッ…!!」

ベス
「何もかもが完璧なこの世界…まさに理想郷よ。リアルの肉体なんて、もういいじゃない。この世界で、完璧に美しく生きる気はないかしら?」

YUKI
「リーダー…いや、ベス・イヴリース!貴様を倒し…全プレイヤーを解放する…!!」


ベス
「アハハ!!仕方ないわね…ならここで消えてもらうわ…ッ!!」

2人は凄まじい勢いで武器を交えた。

互いの武器は火花を散らし、あまりの威力に周囲の電脳空間が歪み、不安定なノイズが漂っていた。

ベス
「フフフ…あなたとはこの世界で生きたかったわ…さようなら…ラ・メギト!!」

至近距離で放たれたベスの法撃はYUKIの身体にクリティカルヒットし、致命的ダメージを与えた。

「ぐはぁぁッ!!」

YUKIの妖鎌、
ラムダシオン/ナハトが木っ端微塵に粉砕されてしまった。

YUKI
「ちッ…+50の8スロにするのに一体いくら注ぎ込んだと思ってる…ッ!!」

ベス
「お陰でサーバーの維持が軽快だったわ。」

YUKI
「ち…昔からそうだ!少しは課金者を優遇しろ…!!」

ベス
「そろそろ終わりにしましょう…読者が飽きてきてるわ。テラ・フォイエ!!」

ベスの懇親の法撃になす術もなかった。

驚異的な爆発と共にYUKIは遺跡のオブジェクトを突き破り更に吹き飛ばされてしまった。

YUKI
「うぅッ…駄目だ、俺は…このまま死ぬのか。誰も救えないまま…くそ、力さえあれば…力が欲しい…!!」




その時、YUKIは遺跡の瓦礫に埋まり、僅かに光を放つ物を見つけた。




YUKI
「こ…これは…!!」
























ベス
「そ・・・それは…!!全サーバーに1つだけ存在するという伝説の秘刀、ラムダインシャルム!!ドロップ率0.0000001%。 なんて人なの…。」



YUKI
「世界は…俺に味方にしたようだ。

さぁ…終わりにしよう、この世界を!!

全てを・・・ッ!!

いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!」






凄まじいフォトンをまき散らし突進を掛けたが間一髪でベスは致命傷を避けた。

ベス
「ぐっ…なんて性能なの!もはやステータスを超えてプレイヤースキルが反映されてる!?」

YUKI
「さぁ…そろそろ誰も読んでくれなくなるぞ!早いとこトドメだ!」

ベス
「こ…この私が負けるなんて!ありえない!この世界は…!誰にも渡さない!

はぁぁぁぁぁぁぁッ!!
最大チャージ!アル●マ!」


























YUKI
「ついに版権の境を越えたか…もう終わりだ!いっけぇぇ!オーバーエンドオブハートLv50!」






































YUKI
ベス
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…ッ!!!!!!」










遺跡エリアが原形を無くすほどノイズで歪んだ。



激しいフォトン粒子が辺りへ拡散する。






視界を突き刺す閃光が周囲を包んだ。











―数ヶ月後。

そこには彼の姿があった。


YUKI
「ベスって…管理者だけど、ラスボスじゃなかったんだ……やっべボス倒せねぇぇ………。」